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ゆかちゃんの愛した時代(2018)



MOOSIC LAB 2018【短編部門】公式出品作品

『ゆかちゃんの愛した時代』

出演:吐山ゆん、山科圭太、マーク・パンサー、奥田洋平、春野恵子、坂口修一 ほか

■監督・脚本:吐山ゆん(破れタイツ)|音楽:℃-want you!|カラー|STEREO|30min(予定)

昨年のムーラボ短編部門で準グランプリを受賞した破れタイツの吐山ゆんが℃-want you!とのコラボで描く平成が終わる前夜の物語。

◎吐山ゆん(はやま・ゆん)

平成元年(1989年)4月4日生まれ。大学在学中にいとうせいこう氏のしたまちコメディ映画祭2011にてグランプリを含む3冠の受賞をきっかけに同級生の西本マキとガールズ映画監督ユニット破れタイツを結成。個人では役者も行う。今回は自身の生まれた時代「平成」が終わる前に平成追悼ムービーを撮るべく学生ぶりに単独監督で挑戦!

◉℃-want you!(シー・ウォンチュ)

Magic, Drums & Loveのキーボーディスト。身長146cm。SNSで密かに発表された宅録ポップソング群が一部音楽マニアの間で話題となり、漫画家・本秀康氏主宰の雷音レコードより、2017年11月3日にソロデビュー。プロデュースは、「恋するフォーチュンクッキー」の武藤星児氏が担当。現在までに3枚の7inchレコードをリリースしている。

◼︎審査員講評

手垢がついた表現であることは重々承知しておりますが、平成最後のMOOSIC LABですからねえ、誰かこすられまくった「平成最後」ネタを扱ってくれないかなと思っていたらやってくれましたね!しかも、平成最後の夜。絶対どこかのテレビ局でやりそうな内容ですが、見事に先取りしましたね!平成生まれには堪らないネタの数々、素人参加型のバラエティ、モーニング娘、そしてマークパンサー!!! ℃-want you!の音楽があまりに自然過ぎて、純粋に当時の楽曲を聴いているようでした。平成最後と言われると「お前らの時代も終わりだから。もう若くないから」と言われているような気がしてならないけど「俺たちはまだ何かやれる!」と強く思わせてくれるような映画でした。吐山監督、ありがとう!ーーー大下直人(Kisssh-Kissssssh映画祭)

平成、終わっちゃうんだなあ、としみじみ。かくいう私も平成5年生まれ。平成とともに生きてきた。小学生の時はゆかちゃんと同じようにアイドルに傾倒したし。この映画のようにわたしたちの生きた平成に想いを馳せるもの悪くないんじゃないかな、と思ってしまった。ーーー石田(元町映画館)

平成への、音楽への、仲間への思いが満ちあふれた作品。伏線の回収も気持ちよく、短編なのに長編を見終わったあとのような読後感、充足感があった。ーーー下北沢映画祭実行委員会

『日本製造/メイド・イン・ジャパン』と『ゆかちゃんの愛した時代』も充分にグランプリ候補。紛れもなく共に真面目な力作。ただ正直、僕にはコンセプトの方が作品の内実より強いように思えました。ーーー森直人(映画評論家)

自分が小さいころ好きだったものを思い出させてくれる。そんな映画だった。未来のこととか、わかんないことだらけでふわふわしてるけど、自分が生きてきた過去のことはちゃんと存在していた証拠があるし、時々思い出しては「あの時楽しかったな」とかたびたび言っちゃう。それも美化されて楽しかったことしか覚えてなかったりする。平成最後だから何かしようとかとくに思わないけれど、次の時代もまた、素敵な映画や人に出会えますように!ーーー映画チア部

終わりを告げた「平成」に贈るラヴレター。愛がいっぱい詰まっていて、その愛を照れず揶揄せず笑い飛ばさずきちんと描いているので、世代関係なくちゃんと響く佳作。ただMOOSIC LABらしさは感じられず、普通のドラマに終始している。“普通に”良いんですけどね。ーーー林未来(元町映画館)

もう少し音楽との関わりが強ければとも思いましたが、キャスト二人の掛け合いも楽しく、非常に面白かったです。ーーー勝村俊之(シネマ・ロサ/企画・編成)