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catfire(2018)



MOOSIC LAB 2018 【短編部門】公式出品作品

『catfire』

出演:出演:狐火、シバノソウ、奥村徹也、木村香代子、木村圭介、津留崎夏子、寺井義貴、松居大悟

■監督:奥村徹也|撮影・編集 高島功毅|カラー|STEREO|30min(予定)

松居大悟率いる劇団ゴジゲンのメンバーでもある奥村徹也監督デビュー作。35歳のラッパー・狐火のリアルを切り取ったフェイクドキュメンタリー。

◉奥村徹也(劇団献身)(おくむら・てつや)

1989年生まれ。岐阜県出身。2014年劇団献身を旗揚げ以降、一貫してコメディ作品を上演。外部では、TVドラマ「まかない荘2」「極道めし」にて脚本を手掛ける。2018年7月11日より、下北沢オフオフシアターにて劇団献身・新作「死にたい夜の外伝」を上演。

◉狐火(きつねび)

福島県出身のラッパー。 2012年、朗読でオーディションを勝ち抜き史上初めてポエトリーリーディングでSUMMER SONICへの出演を果たす。1000組のバンドを黙らせた1本マイク。

◼︎審査講評

愛敬や弾力ありまくりなのが『cat fire』。真面目な作品が多かった今回の中で、すかしっ屁に徹した脱力感が最高でした。バカをやれる知性にしっかり支えられた快作。こういう軽めのチャラい作品を遠慮なく推せるのも短編部門の醍醐味じゃないかなと。ーーー森直人(映画評論家)

それまで知らなかったアーティストの発見の場でもあるMOOSIC LAB。観て以来、狐火が気になって仕方がない。そんな狐火を前に、ただただうろたえる監督、という構図も面白かったが、その距離を踏みこえる何かがラストにあったら、もう少し印象が変わったように思う。ーーー下北沢映画祭実行委員会

ギャップの面白さを十分に味わえる作品だったとは思いますが、少し急ぎすぎた印象もありました。ーーー勝村俊之(シネマ・ロサ/企画・編成)

フェイクドキュメンタリーであることが分かっていても面白い!とにかく面白い。単なるラッパーのドキュメンタリーではなく、物語性が非常に強く、演劇的。ラップシーンの盛り込みもそこか!という箇所があり意表を突かれました。なぜタイトルが『fox』ではなく『cat』なのか。猫の火。それがわかった瞬間、声を出して笑いました。ーーー久保泉(TOKYO CULTUART by BEAMS)

早めの段階でフェイクドキュなんだろうな~って思ったんだけど、エンドロール後でそうだったのかと思わせてくれる構成は面白い。それなら、もっと前半で無茶苦茶やっても良かったんじゃないかと。切り込み方が甘すぎて映画としての味が損なわれてるのが惜しい。ーーー石田(元町映画館)

単なる悪ふざけのように見えかねない作品で、仮にそうだとしても非常に面白いものに仕上がっていると思いますが、一方でこれは音楽を作り手の内面と過剰に結びつけがちな、ジャーナリズムや聴き手に対するアンチテーゼとして辛辣です。音楽へのアプローチも斬新。ーーー門間雄介(映画評論家)

猫に失礼。ーーー萬谷浩幸(加賀温泉郷フェス/主宰)