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1人のダンス(2018)



MOOSIC LAB 2018 【短編部門】男優賞(安楽涼)受賞作品

『1人のダンス』

出演:安楽涼、RYUICHI(OOPARTZ)、出倉俊輔、佐藤睦、大須みづほ、片山享、大宮将司、笠井 里美、藤本沙紀、伊藤まさね、朱哩、ボブ鈴木、宮寺貴也、アフロ後藤、キャッチャー中澤、 葉夏、新野美紀子、森本のぶ

■監督:安楽涼|脚本:片山享|撮影:深谷祐次|録音: 坂元就 木村聡志|メイク:福田純子|音楽:OOPARTZ|カラー|STEREO|30min(予定)

俳優でもある安楽涼がエレクトロアーティスト・OOPARTZとのコラボで描く、バカバカしくも熱くヒリヒリするダメ人間の疾走と咆哮。

◉安楽涼(あんらく・りょう)

江戸川区西葛西育ち。役者を18歳で始めて現在27歳。 『すねかじりSTUDIO』名義で映像を作り始め。それ以降、映画。MVを監督している。 自分が出たいが為に始めた映画も今回で4作目。

◉OOPARTZ

ダンサーとしてワールドクラスの実績をもち人気を得ているRYUICHI(VOCAL/DANCE)とトークボックスプレイヤーとしてトップレベルの実力を持ちRADIO FISH「PERFECT HUMAN」の作編曲を担当する等でサウンドプロデューサーとして多方面から注目を集めるJUVENILE(TALKBOX/SOUND PRODUCE)からなる新感覚アーティスト

◼︎審査員講評

弱い犬ほどよく吠えるでもかまわない。ストレートにぶつけたパッションは音楽とぶつかり、音楽ジャンルは違うけれど、ブルーハーツでも聴いてる気分で走り切る。熱量で完走した爽快感に拍手です。ーーー家田祐明(K’s cinema)

映画の前半後半に出てくるOOPARZのフレーズがまるで主人公のヒリヒリした心に染み渡るかのように絶妙にシンクロしていたのが印象的でした。ーーー下北沢映画祭実行委員会

男優賞に入れたかった一作。不完全燃焼なのに、誰一人反論しない、二流アイドルと二流監督。双方に一生懸命さ、がむしゃらさがどうも欠けているし、売れる予感も売る気もさらさらない。誰も何も信じてない。けれど、次の瞬間から音楽が鳴り響き映画がここから始まる、という疾走感がとても気持ち良かったです。音楽が始まる瞬間は、これぞムーラボ、とおもわされました。海中のシーンが非常に良かったです。何も言わない、ということが、酷くも、真剣な眼差し、と受け取られてしまう悲しみや悔しさは、経験した人にしかきっと、わからない。まさに音楽と映画を残した、ムーラボの主題に合った一本。ーーー久保泉(TOKYO CULTUART by BEAMS)

①どう見ても、売れてないアイドル5人を撮る男。彼が彼女たちを心から撮りたいと思っているとは思えないし、半ば惰性でやってる仕事のように感じてしまう。ほんとはもっと別のかっこいいことしたいんだろうなって。しかし、撮ることから逃げることはできないし、ましてや自分からも逃げることはできない。もがくしかない。行き場のない感情のぶつけ方の、いい勉強になりました。②パラレルワールドの『カメラを止めるな!』のようだと思った。言いたいことを言えず、自分に言い訳をしながらなんとなく適当に生きている、少し哀愁もただよう監督(安楽涼)の雰囲気がよく出ていた。部員内で賛否がわれたものの、1つの曲を繰り返し使う演出は、曲が耳に残った状態で最後のシーンをむかえられるという意味で良かったのではないかと思った。ベタすぎるかもしれないが本当にmvを作って、最後のエンドロールなどで完成したmvを流してほしかった。ーーー映画チア部

短編ならではの勢いで、抑圧と暴発、その衝動だけで押し切った作品ですが、そこが逆に良かったと思います。また、印象的な音楽の力もあって最後まで魅せたと思います。ーーー勝村俊之(シネマ・ロサ/企画・編成)

監督兼主演の安楽涼の顔が映画的に素晴らしかった。同じ音楽を繰り返しつかってる分、終盤で自然と体が乗ってくる感じはずるいし、実にムーラボ的な映画だと感じる。ラストのリュウイチくんが少しだけ笑う表情が良すぎて、あそこだけ何回でも見たいです。ーーー石田(元町映画館)

曲に合わせてちゃんと作ろうとする真面目な意志が見える。ただそこから先に行けておらず、ドラマ仕立てのMVに終わっている感も。手持ちカメラで走るなどしていても(ブレすぎだろうというのはさておき)全体的におとなしく生真面目な印象で、とても熱いドラマのはずが、観ている方が熱くなりきれない作りの弱さが残念。もっとバカになって作っても良かったのでは。ーーー林未来(元町映画館)