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はらはらなのか。(2017)

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2017.4.1(土)〜新宿武蔵野館ほか全国順次公開!

『はらはらなのか。』

出演:原菜乃華 
吉田凛音 粟島瑞丸 チャラン・ポ・ランタン 
micci the mistake 上野優華 広瀬斗史輝
水橋研二 松本まりか 川瀬陽太
/松井玲奈

監督・脚本:酒井麻衣|原案・脚本協力:粟島瑞丸『まっ透明なAsoべんきょ~』|音楽・主題歌・劇中歌:チャラン・ポ・ランタン|製作:「はらはらなのか。」製作委員会(DLE・マウンテンゲートプロダクション・SPOTTED PRODUCTIONS・キングレコード・TBSラジオ・テレビ西日本・名古屋テレビ・テレトップスタジオほか)|配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS カラー/1.85/5.1ch/102分 ©2017「はらはらなのか。」製作委員会

 

スレイブメン(2017)

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2017.3.10(金)〜シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開!

『スレイブメン』

出演:中村優一ほか

監督・脚本:井口昇|製作:「スレイブメン」製作委員会(TBSサービス・ギルド)|配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS カラー/1.85/5.1ch/87分 ©2017「スレイブメン」製作委員会

 

世界平和なんて知るか。
僕は、君だけを守る。

14の夜(2016)

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第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 公式出品作品
12.24(土)〜テアトル新宿ほか全国順次公開!

『14の夜』

出演:犬飼直紀 濱田マリ 門脇 麦 和田正人  
浅川梨奈(SUPER☆GiRLS) 健太郎 青木 柚 中島来星 河口瑛将 
稲川実代子 後藤ユウミ 駒木根隆介 内田慈 坂田聡 宇野祥平 
ガダルカナル・タカ /光石研

脚本・監督:足立紳|音楽:海田庄吾|主題歌:キュウソネコカミ「わかってんだよ」(Getting Better Records / Victor Entertainment)|製作:間宮登良松 狩野善則|エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫|プロデューサー:佐藤現 坂井正徳|アソシエイトプロデューサー:古川一博|音楽プロデューサー:津島玄一|配給・宣伝プロデューサー:直井卓俊|撮影:猪本雅三(J.S.C)|照明:安部力|美術:将多|録音:西條博介|編集:洲﨑千恵子|スクリプター:佐山優佳|衣裳:天野多恵|助監督:松倉大夏|製作担当:村山大輔|キャスティング:北田由利子|宣伝担当:手嶋亮介|監督補:大崎章|協賛:Project K cinema|製作プロダクション:東北新社|製作:「14の夜」製作委員会(東映ビデオ・ブレス)|配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS カラー/1.85/5.1ch/114分 ©2016「14の夜」製作委員会【PG12】

 

呆れるほどに、馬鹿だったーーー。
『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞、
足立紳監督デビュー作は1987年を舞台にした性春讃歌!

記憶に新しい大ヒット作品『百円の恋』(監督:武正晴/主演:安藤サクラ)で第39回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞や菊島隆三賞、松田優作賞グランプリを受賞、脚本作『お盆の弟』も全国で異例のロングラン上映を果たし、TVドラマ「佐知とマユ」が市川森一賞にも輝くなど今最も注目を集め、次作が熱望されている脚本家・足立紳。元々は演出家志望で、相米慎二にも師事していたという同氏の監督デビュー作に、『百円の恋』や『お盆の弟』スタッフが集結。主人公・タカシ役にはオーディションから選ばれた新人・犬飼直紀、ダメ過ぎる父親に光石研、幼なじみのメグミにSUPER GiRLSの浅川梨奈、ヤンキー同級生・金田役にTVドラマ「仰げば尊し」の健太郎。1987年を舞台に、いつの世もくだらない事に必死な中学生男子の悶々を描いた愛すべき”性春讃歌”が誕生したーーー!

AV女優がサイン会にやってくる…!?刺激的な噂話に揺れる中学生・タカシとその仲間たち。忘れられない夜を越えて見つけたものとはーーー!?

1987年の田舎町。中学生のタカシは、ずっと家でうじうじしている父親(光石研)がカッコ悪くて嫌いだ。今日も婚約者を連れて帰って来た姉に対して情けない態度で見ていられない。町を歩いてるとすぐ絡んでくるヤンキーたちも鬱陶しいし、隣に住む幼なじみで巨乳のメグミがちょっと気になっている。そんなどうにもならない悶々とした日々を送っているタカシが柔道部の仲間たちと入り浸っている、町に一軒だけあるレンタルビデオ屋があった。そしてそこにAV女優のよくしまる今日子がサイン会にやって来るという噂が聞こえてきて…。予期せぬ事態、大騒動の果てにタカシはよくしまる今日子に会う事ができるのかーーー?

俺たち文化系プロレスDDT(2016)

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第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門“アウト・オブ・コンペティション場外乱闘編”正式出品作品

『俺たち文化系プロレスDDT』

出演:出演:マッスル坂井 大家健 HARASHIMA 男色ディーノ
高木三四郎 鶴見亜門 KUDO 伊橋剛太 今成夢人/棚橋弘至 小松洋平

監督:マッスル坂井 松江哲明|製作総指揮:高木三四郎|撮影:今成夢人、福田亮平、中村祐太郎、松江哲明|編集:今井大介|整音:山本タカアキ|音楽:ジム・オルーク|助監督:今成夢人|編集助手:小守真由美|カラリスト:田巻源太|タイトルデザイン:小林友|制作:DDTプロレスリング|配給:ライブ・ビューイング・ジャパン|宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS    カラー/74分/16:9/5.1ch ©2016 DDTプロレスリング

 

大人になりきれない男たちのイタくてちょっと切ない青春ドキュメント

2015年11月17日、DDT後楽園ホール大会のメインイベントで、DDTのエース・HARASHIMAと、新日本プロレスのエースにして、“100年に1人の逸材”とも呼ばれる棚橋弘至がタッグで対戦した。
 この試合は、男色ディーノとスーパー・ササダンゴ・マシン、大家健の三人によるDDT内ユニット「#大家帝国」が、同団体の人気投票(「DDTドラマティック総選挙2015」)のユニット部門で第1位を獲得したことにより実現したのだった。賞品としてユニット興行権を手に入れた彼らは、2010年にいったん幕を閉じたマッスル坂井(スーパー・ササダンゴ・マシン)によるプロレス興行「マッスル」の復活と、8月にDDT両国大会で一度闘い、しこりを残したHARASHIMAと棚橋の再戦を訴えたのである。
 それは、仲間であるHARASHIMAへの思いの証しであるとともに、それぞれが長年、DDTのレスラーとして培ってきた意地と覚悟の表明でもあった。
 DDTとは、「Dramatic Dream Team」の略。1997年に現・社長兼レスラーの高木三四郎を中心に、たった三人で旗揚げされたプロレス団体だ。草創期には専門誌に取り上げられることも少ない弱小団体だったが、体育会的な発想が根強いプロレス界において、文化系的な発想力で大胆にエンタテインメント要素を持ち込むDDTのスタイルは徐々に観客の支持を広げていき、いまでは、業界の盟主・新日本プロレスに次ぐ規模に成長。現在のプロレスブームの一翼を担う団体といっても過言ではない。
 同時に、そこに至るDDTの歴史は、高木のもとに結集した個性豊かな才能たちの賜物でもあった。デビュー時は子供向けマスクマンだったHARASHIMA、男色殺法を駆使する人気者・男色ディーノ、引退して実家の金型工場に就職したもののパートタイムで復活したマッスル坂井、ディーノをして“最も棚橋の知らないプロレスをする男”と言わしめる大家健――。
 しかし、どこまでいっても立ちはだかるのが、メジャー・プロレスと人生の壁。はたしてプロレスで物事は解決するのか? やっぱりそんな訳はないのか? 彼らはそれぞれの思惑を抱えながら、後楽園ホールのリングへと向かう。
 監督は、本作の出演者であり、前作『劇場版プロレスキャノンボール2014』(2014)もスマッシュヒットした鬼才・マッスル坂井と、かつて坂井主宰の「マッスル」によってプロレスの魅力に目覚めたという日本を代表するドキュメンタリー作家で、『フラッシュバックメモリーズ 3D』以来4年ぶりの映画作品となる松江哲明。奇しくも同い歳である二つの才能がタッグを組むことで、大人になりきれない男たちの、イタくて切ない青春ドキュメンタリーがここに誕生した。(text:九龍ジョー)

At the terarce テラスにて(2016)

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第59回岸田國士戯曲賞受賞作『トロワグロ』完全映画化
第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 公式出品作品

『At the terrace テラスにて』

出演:石橋けい 平岩 紙 古屋隆太 岩谷健司 師岡広明 岡部たかし 橋本 淳

監督・脚本:山内ケンジ/エグゼクティブプロデューサー:小佐野保/プロデューサー:石塚正悟、野上信子/ラインプロデューサー:中野有香/撮影:橋本清明/照明:清水健一/録音:渡辺丈彦/編集:河野斉彦/企画・製作:ギークピクチュアズ/制作プロダクション:ギークサイト/配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS  2016年/日本/95分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch © 2016 GEEK PICTURES

 

100%富裕層向け映画。

ある邸宅でのパーティの夜。色白の人妻、はる子の「白い腕」に男たちは熱い視線をむけ、専務夫人は嫉妬の炎を燃やす。日頃取り繕っていた仮面が剥がれ落ち、欲望、嫉妬、秘密の暴露が飛びかうテラスでの会話劇。
 監督は、ソフトバンクモバイル「白戸家」など数々のヒットCMを手がけるCMディレクターであり、”城山羊の会”劇作・演出家としてジャンルを越えて活躍する鬼才・山内ケンジ。第59回岸田國士戯曲賞受賞作品「トロワグロ」を公演時と同じキャストで、自ら完全映画化した本作は、類をみない<ワンシチュエーション会話劇>です。出演には、山内作品のミューズ・石橋けい、「とと姉ちゃん」の記憶もあたらしい平岩紙。紅2点を囲む男性陣に、古屋隆太、岩谷健司、師岡広明、岡部たかし、橋本淳の名優が集結。100%不謹慎、7名が繰り広げる、人間のすべてがつまったテラスでの90分。昨年の監督作品『友だちのパパが好き』に続き、第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門に公式出品。さらに新宿武蔵野館での7日間限定レイトショーは連日チケットが即完売する人気を博し、7日間連続満席完売の快挙を成し遂げ、2.18(土)〜同劇場にて再上映が決定している。

この 90分の間に全てが起きるのです。

文:山内ケンジ

この映画は私が書いた戯曲の映画化です。
ある夜の屋敷でのパーティーで、宴は終わりかけ、帰りぎわに、残った数人と屋敷の主人夫妻。登場人物は 7人だけ。場所もその屋敷のテラスのみ。そのテラスでの9 0分間を描いたものです。さて、映画を愛する人の多くが、舞台作品の映画化に対してアレルギーを持っていることを私も知っています。場所がいつまでも変わらなかったり、会話が長いと飽きてしまう。「演劇を見に来たんじゃない」と思う。
パーティーだけ? テラスだけ? そんな、なにも起こらないじゃないか。退屈な話だ、と。 ところが、なにも起こらないどころか、ここでは、この90 分の間に全てが起きるのです。
昼間は礼儀正しく勤勉に仕事をし、ちゃんとした 社会人として日本を支えている彼らが、パーティーという、そもそも彼らにはあまりにも慣れていない時間の中で、お酒も入り、ある人妻の「白い腕」を褒め称える。そんな他愛ないきっかけから、いつのまにか自分を隠すどころか、さらけ出していく。昼間は奥ゆかしく無口なのに、「白い腕」をめぐって議論し、からかいと怒りと嫉妬と欲望にがんじがらめになっていきます。
全て起きる、というのは大げさでしょうか。ええ、ちょっと大げさかも知れません。しかし、「ほとんど」のことがこのテラスで起きるのです。今の日本社会の「ほとんど」です。