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モーターズ(2014)

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11.14(土)-11.27(金)新宿武蔵野館にてレイトショーほか全国順次公開!

PFFアワード2014 審査員特別賞/東京国際映画祭・香港映画祭公式出品作品

『モーターズ』

出演:渋川清彦、犬田文治、木乃江祐希、前田裕樹、川瀬陽太、鹿江莉生、菅沼拓馬、山本浩司、中野碧、スギム

監督・脚本・編集:渡辺大知|音楽:COMPLEX、渡辺大知 ほか|脚本・録音:磯 龍介|撮影:中里龍造 大竹優輝|照明:高橋純一、中川翔太|配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS|カラー|HD|83分|© 2014 Team motors

 

最初のカットからいい匂いがした。長回しのカット尻のタイミングに「そうそう!」と声を出しそうになった。渡辺大知という人の、好きなもの、好きな人、好きなことがつまってて、なんて自由なんだろうと思った。役者や音楽の活動も素敵だけど、僕には映画監督が一番「渡辺大知」が伝わってきた。ーーー松江哲明(ドキュメンタリー監督)

田舎の整備工場で働く田中は、うだつのあがらない日々を過ごしている。新入りのタケオもバンドがしたくて仕事をすぐ辞めることになるが、職場の面々は彼を優しく迎える。そんな中、一組のカップルが車の修理にやって来た。その彼女に淡い恋心を抱く田中だったが…不器用だけど愛らしい人間模様が映画の時間を充たしていく。どんな映画にも終わりがくる。それは寂しいことだけど、優しいことだ。ある限られた季節の出会いと別れを写し取ったこの映画も、やはり83分で終わる。しかし、心の時間に風が吹き込んでくるような感触は、この先も色褪せることはないだろう。彼らのような魅力溢れる人間たちと擦れ違うために、明日も映画を見るのだから。渡辺大知監督のデビュー作『モーターズ』は映画の喜びそのものだ。ブラボー!ーーー小原 治(映画館スタッフ)